1/ 2
http://www.jcr.co.jp
15- D- 0708
201 5 年
12 月
1 日
株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。
東銀リ
ー
ス
株式会社
(
証券コ
ー
ド
:
−)
【据置】
長期発行体格付
A
格付の見通し
安定的
MTNプログラム格付
A
想定債券予備格付
A
国内CP格付
J−1
■
格付事由
(1)
三菱 UF J
フィナンシャル・グループ(MUF G)系列の総合リース会社で、MUF G の持分法適用関連会社。
三菱東京 UF J
銀行(BT MU)との人事・営業・資金調達など各面での密接な関係が、当社の格付をサポー
トしている。当社は、シップファイナンスなどの専門性の高い分野や海外ビジネスを得意とし、国内外と
もに業容が拡大しており粗利益は増加している。一方、大企業を中心とした顧客基盤であることから収益
力はやや低く、資本充実度は改善の余地がある。採算を維持しながら規模拡大を図り、収益力を一段と強
化することが当面の課題である。
(2)
国内の契約実行高や営業資産残高は、11/ 3
期以降回復が続いている。営業チャネルの中核となる
BT MU
との協業が安定的に寄与していることに加え、15/ 3
期も建機、航空機、シップファイナンスなど当社が
専門性の向上に努めている分野が契約実行高の増加を牽引した。海外拠点との連携強化も引き続き奏功し
ており、海外においても営業資産残高が増加し収益に貢献している。
(3)
ホールセールが中心であることもあり
ROA
はやや低いものの、利益水準はここ数年おおむね安定して推
移している。15/ 3 期の連結経常利益は 70 億円と、14/ 3 期に続いて従来に比べて高い水準となったが、こ
れはシップファイナンスを中心に
11/ 3
期から
13/ 3
期にかけて繰り入れた引当金が、14/ 3
期以降は戻入
となったことが主因である。今後こうした要因は縮小が見込まれるが、当社が得意とする専門分野の強化
や海外ビジネスの拡大により、安定した利益の計上は可能であろう。
(4)
15
年
3
月末の連結純資産は
456
億円と、内部留保の蓄積により増加が続いている。自己資本比率も総資
産が増加する中で改善しており
6. 5%となっているが、一段の改善が望まれる。資金調達面においては、
BT MU
をメインとした間接調達基盤をベースに、C P
や
MT N
などの直接調達ルートも有しており、今後
も安定した資金調達基盤と流動性を維持できるとみている。
(担当)本多
史裕・阪口
健吾
■
格付対象
発行体:東銀リース株式会社
【据置】
対象 格付 見通し
長期発行体格付
A
安定的
プログラム名
Eur o M
edi um
Ter m
N
ot e Pr ogr am
m
e
発行限度額
8 億米ドル相当額
プログラム設定日
2003 年 11 月 4 日
ステイタス
直接・無条件・非劣後・無担保の債務で、他の無担保債務と同順位
信用補完等
なし
特約条項
ネガティブ・プレッジ条項、クロス・デフォルト条項
格 付
A
対象 発行予定額 予備格付
2/ 2
http://www.jcr.co.jp
対象 発行限度額 格付
コマーシャルペーパー
2, 500 億円
J - 1
格付提供方針に基づく
その他開示事項
1.
信用格付を付与した年月日:2015 年 11 月 27 日
2.
信用格付の付与について代表して責任を有する者:野上
正峰
主任格付アナリスト:本多
史裕
3.
評価の前提・等級基準:
評価の前提および等級基準は、J C R
のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp)の「格付方針等」に「信用格付の種類
と記号の定義」
(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。
4.
信用格付の付与にかかる方法の概要:
本 件 信 用 格 付の 付 与 にか か る方 法 の 概 要 は、 J C R
の ホ ー ムペ ー ジ ( http:/ / www. jcr. co. jp) の 「 格 付 方針 等 」 に 、
「コーポレート等の信用格付方法」
(2014 年 11 月 7 日)
、
「リース」
(2013 年 7 月 1 日)として掲載している。
5.
格付関係者:
(発行体・債務者等)
東銀リース株式会社
6.
本件信用格付の前提・意義・限界:
本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。
本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての
J C R
の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性
の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので
はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外
の事項は含まれない。
本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま
た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R
が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入
手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。
7.
本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:
・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表
・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明
8.
利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:
J C R
は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、
独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、
当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。
9.
J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし
■
留意事項
本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また
はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、
的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また
は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、
金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因
のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ
って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも
のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として
発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ
を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。
■
用語解説
予備格付:予備格付とは、格付対象の重要な発行条件が確定していない段階で予備的な評価として付与する格付です。発行条件が確定した場合には 当該条件を確認し改めて格付を付与しますが、発行条件の内容等によっては、当該格付の水準は予備格付の水準と異なることがあります。
MT Nプログラム格付:プログラム格付はプログラムに対する信用格付です。個別のノートの信用力はプログラム格付と同等と判断されるケースも
ありますが、クレジット・リンク・ノートやエクスチェンジャブル・ノートなど、元利支払いが第三者の信用状況に依存するノートなどではプログ
ラム格付と異なると判断されることもあります。J C R では、発行体から依頼がある場合などを除き、通常、プログラムに基づき発行される個別のノ
ートに対する信用格付は行っていません。
■
NR S R O 登録状況
J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating O rganization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラ
スに登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則
17g-7(a)項に基づく開示の対象となる場合、当該開示はJ C Rのホームページの“ Rating Information” (http: / / www. jcr. co. jp/ english/ top_cont/ rat_info01. php) に掲載されるニュースリリースに添付しています。